「初動負荷トレーニング®」とは

トレーニング風景

世界が注目するトレーニング法

初動負荷トレーニング®とは、株式会社ワールドウィングエンタープライズ代表、神経筋生理学者小山裕史博士が創案した「初動負荷理論®」にもとづくトレーニングです。
プロスポーツ選手が利用しているだけなく医療、リハビリ・介護の分野においても近年高い注目を集めています。

初動負荷トレーニング®3つのポイント

つらくないから続けられるトレーニング
「初動負荷トレーニング®」は、強さとしなやかさを獲得し、身体能力を活性化させるトレーニングです。独自開発のB.M.L.Tカム®マシンを用い反射的な運動の繰り返しで身体機能の活性化を目指します。マシンが身体を自然に誘導してくれるので、無理なく楽に動くことができます。心拍数や血圧の急激な上昇を招かず、身体への負担が少ないことからシニア世代の方も安心して取り組むことができ、介護予防としても最適です。
十人十色の目的に合わせた身体作り
「初動負荷トレーニング®」では、スポーツ・健康維持・シェイプアップ・機能改善など、一人ひとりの目的や身体の状態に合わせて、必要な身体を作っていきます。第一線で活躍するアスリートから、運動不足の解消、身体の不調にお悩みの方まで、同じ方法でそれぞれに必要な効果が得られます。
専門指導士によるムダのないプログラム
「初動負荷トレーニング®」では、初動負荷トレーニング®指導資格研修を修了した指導士が、ご要望に沿った有効なトレーニングプランを立案します。もちろん、身体の状況に合わせてトレーニングプランの変更・追加も可能。いつでも専門指導士に相談できるので、ムダなく、ムリなく、効率的にトレーニングを続けられます。

目的ごとに身体機能を改善

学生やアスリートの方

アスリート
競技力向上・可動域・柔軟性
最高のパフォーマンスを発揮するためにはリラックスしていることが欠かせません。初動負荷トレーニング®︎は柔らかい筋肉と柔軟性の獲得を目指します。柔軟性と強さ、しなやかな動きを獲得することでパフォーマンスアップへ繋がります。柔軟性を獲得することで故障予防につながるため、ジュニアの方のトレーニングとしても最適です。

シニアや怪我をされた方

シニア・怪我人
機能改善・リハビリ
心拍数や血圧の急激な上昇が生じにくいので体力に自信がない方や高齢者の方も無理なく取り組むことができます。柔らかい筋肉や動作を獲得することで、加齢などによる運動機能低下や肩こり・腰痛・関節痛などの改善へと導きます。

シェイプアップされたい方

中高年の方
ダイエット・生活習慣病
高血圧やメタボリックシンドロームなどの生活習慣病の予防を目的としたトレーニングとして効果的です。また初動負荷トレーニング®︎は有酸素運動に含まれることから、脂肪燃焼においても効果的です。無理のない運動で女性に嬉しいくびれ・美尻・美脚を獲得し、美しくしなやかな身体へ導きます。

マシン紹介

SCA・BACKS<SCAPULA>4D-1000

SCAPULAとは『肩甲骨』という意味です。このマシンでは肩甲骨や鎖骨のダイナミックな運動を引き出すことが出来ます。
動作に慣れてくると、肋骨の可動性も大きくなり、自然な肩甲骨の可動と背中の活動を引き出せるため、猫背の改善や首・肩凝りなどの改善が期待できます。
マシン動作では引っ張るのではなく、「開く」という意識で、リラックスした状態で行うことがポイントです。

SCA・BACKS<SCAPULA>4D-2000

両側で動作を行う4D-1000に対して、4D-2000はカムボックスが連結して動く構造のもと片側で動作を行います。
このため片側に身体制限が存在する方でもトレーニングを行うことが可能です。4D-1000と同様に肩甲骨や鎖骨のダイナミックな運動を引き出すことが出来ます。
動作に慣れてくると、肋骨の可動性も大きくなり、自然な肩甲骨の可動と背中の活動を引き出せるため、猫背の改善や首・肩凝りなどの改善が期待できます。

CLA・SHOULDER<CLAVICLE>4D-2000

CLAVICLEとは『鎖骨』という意味です。 このマシンでは鎖骨、肩甲骨の動きを引き出すことができ、肩凝り改善の改善も期待できます。
またCLAVICLEでは肋骨が可動することにより呼吸も楽になったとの声も聞かれます。
歩行時の肩、腕のスイング動作のように、身体後方での捻りを伴う肘の挙上動作が可能です。下から向かってくる負荷によって腕を“持ち上げてもらう”意識を持つことがポイントです。

CLA・SHOULDER<CLAVICLE>4D-2000<STANDING>

CLAVICLEを立位で行うマシンです。立位にて、手首がより肘が高い位置を維持したまま、鎖骨、肩甲骨を中心とした上半身の立体的な動きを引き出すことができます。
立位で上半身の機能強化、改善を行えるため、立位バランスと肩腕機能の関連性の向上が図れ、日常動作や競技において、より運動強度の高いトレーニングを行うことが可能です。

PEL・GLUTEUS<PELVIS>4D-2000

PELVISは『骨盤』という意味です。このマシンでは、股関節や骨盤周辺の可動域の広がりや筋の柔軟性の獲得が見込めます。
また、腰回りの緊張を和らげることで腰痛の改善を期待できます。骨盤は、下半身と上半身をつないでおり、骨盤の安定性、可動性は体幹の力を下半身、上半身に伝えるためにとても重要な働きを担っています。
マシン動作のポイントは、膝ではなく、骨盤や股関節、お尻から動かすことです。

HIP・LEGS<HIP JOINT>4D-1000

HIPJOINTとは『股関節』という意味です。 このマシンでは股関節の可動域拡大が期待でき、ヒップアップ、もも裏やふくらはぎの筋を緩めることで腰痛・膝痛の改善も期待できます。
競技動作に限らず、日常動作でも、歩く、走るなどの動作において股関節の可動性はとても重要です。 ポイントは骨盤や股関節、お尻から動かすことです。
マシンの構造から片側ずつの動作だけでなく、両側での動作も可能です。

HIP・LEGS<HIP JOINT>4D-2000

HIP JOINT 4D-1000と共通要素を持ちながら、それぞれの構造の違い(シートの角度、搭載されているカムボックスの数)、異なる運動様式が機能改善のレベルを高めます。

HIP・LEGS<HIP JOINT>4D-3000<STANDING>

片脚立ちの姿勢を保ちながら、運動側の脚を屈曲・伸展させる下肢のトレーニングマシンです。
立ち脚の姿勢を制御する運動も加わり、立位バランス、歩行・走行・競技動作を想定した、より高次な訓練が行えます。

HIP・LEGS<MULTI DIMENSIONAL HIP JOINT>4D-5000

このマシンでは開脚座位を保ちながらトレーニングを行います。横方向への伸脚動作に伴い、「身体の横方向」へ脚を伸ばす動作と骨盤動作の連動により、内転筋(内もも)や臀部の筋活動の向上、神経機能向上、バランス向上が期待できます。
動作は片脚・両脚・両脚を交互に動かすなど、非常にバリーエーションも豊富です。 腰痛の改善は勿論、姿勢の改善、シェイプアップ、あらゆる競技のパフォーマンス向上にオススメの最新マシンです。

GLU・PELVIS SWING<GLUTEUS>4D-1000

GLUTEUSとは『殿部』という意味です。このマシンでの動作はバックスイングとも言われ、骨盤・股関節の伸展運動で、歩行や走るときに近い動作のトレーニングです。
主に前ももの張りの緩和が期待でき、その張りに起因する腰痛の改善などが期待できます。
マシン動作のポイントは、なるべく前ももはリラックスした状態で、股関節の前を意識し脚が後ろに自然と伸びるイメージで動作することです。

小山裕史先生について

小山裕史

発明・創案者 小山(こやま) 裕史(やすし)

1956年11月14日生まれ。
1994年に初動負荷理論®を発表し、翌年トレーニング科学研究会に承認される。その後、㈶日本スケート連盟、㈶日本陸上競技連盟、㈶日本水泳連盟、㈶日本柔道連盟のフィットネス・コーチ等を歴任し、現在㈱ワールドウィングエンタープライズ代表。

経歴

  • B.M.L.T生命医科学研究所 所長
  • 高崎健康福祉大学 
    保険医療学部理学療法学科 教授
  • 2014年10月~2017年9月:
    鳥取大学客員教授〔医学部〕 歴任
  • 早稲田大学大学院人間科学研究科
    博士課程修了 博士【人間科学】
  • 初動負荷理論® 制御【神経筋制御】
    【運動制御】バイオメカニクス研究者
  • 主な著書

    トレーニング革命 ベースボール・マガジン社/’85~’89
    新トレーニング革命 講談社/’91’~94
    新トレーニング革命 初動負荷理論®に基づくトレーニング体系の確立と展開 講談社/’94~’08
    初動負荷理論®による 野球トレーニング革命 ベースボール・マガジン社/’99.12~
    夢の途中で(エッセイ集) 講談社
    「奇跡」のトレーニング 初動負荷理論®が「世界」を変える 講談社/’04.1.15~
    小山裕史のウォーキング革命 講談社/’08.2.20
    希望のトレーニング(小山裕史監修) 講談社/’14.7.31